ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

【3歳】三歳児検診 とても辛かった思い出

こんにちは

我が家の長男フユタは自閉症スペクトラムです。3歳で診断がつきましたが、三歳児検診の時はまだ診断がついておらず息子が何者なのかわからない状況でした。

その時の様子の記録です。

 

三歳児検診の内容

健診の開始は13時半。

受付順なので早く行けば早く終わります。早く帰りたいので30分前には受付を済まし順番を待ちました。

  1. 体重、身長測定
  2. 内科健診
  3. 保健師と話
  4. 食事の話を聞く
  5. 歯の磨き方講座
  6. 歯科健診
  7. 聴覚、視覚健診
  8. 保健師と話

こんな感じの流れでした。

身体測定の様子

身体測定は託児所で慣れている事もありまぁ何とか測ることが出来ました。

まだ3歳なりたて。裸になるのが嫌な子、身長計に乗るのが嫌な子など様々でした。

体重計に乗ってくれないと、親が抱っこして乗りその後自分の体重を測って引くという公開処刑が待っているため何としても体重計には乗って貰いたかったので一安心。

測る前にお母さんの名前を伝えて下さい。と言われたのに、私が名前を言うと「いや、お子さんの名前を言って下さいねw」と笑われた。なんという不条理!

歯科健診でつまづく

特に問題なく進んでいき、歯科健診でやっぱりつまづきました。

カーテンの影から歯科健診の様子が見え、大声で泣く子の様子を見て固まっていたフユタ。

自分の番になると大暴れで泣き叫び断固拒否!!やっぱりか

すると恰幅の良いベテランのおばさんがやってきて力ずくで抑えつけ、何とか歯科健診終了。

でもショックだったようで次の聴覚の健診も泣いて泣いてまともに出来ませんでした。

みんな見てるよ…

視線が痛過ぎるよ…

いたたまれない気持ちでしたが、1番大変だったのはフユタ本人だったと思う。きっと感覚が過敏だから拷問を受けている様な気持ちだったんだろうな。

保健師と面談の内容

そして1番最後に保健師さんと面談。

とても威圧的な女性で、大きな声で「こんにちは!お名前は!?」「何歳ですか!?」とかなり強く聞かれました。

もちろんフユタは言えなくて私の後ろに隠れます。周りを見てみると、同じように名前を言えない子も若干いて人見知りの強い子はやはり親の後ろに隠れていました。

保健師さんは「あ、言えないのね。」と呟いた。

そして心理士面談のお話にも書きましたが同じ様な内容の事をやりました。

が、この後の保健師さんとの話がショックすぎて内容全然覚えていません!

  • 動物や乗り物の名前を答える
  • 積み木を3つ重ねてトンネルを作る
  • 書くものはどれ?座るものはどれ?の問いに答える
  • 色を答える

この時点でもう15時前。1時間半程経過。

フユタ疲れてるし保健師怖いしで何もやる気が無い様子でした。色と物の名前くらいは言えたかな?

保健師に言われた事

まだ未診断で不安でいっぱいの中子育てをしていた私は、課題が全然出来ないフユタの事を聞いてみました。

「この課題はみんな出来る事なんですか?出来ないとどうなんでしょう?」

「3歳ならこの課題は全て出来てほしいですね。」

「うちの子は出来ないみたいですが、それはどういう事なんですか?今後どうすればいいんですか?」

「あのね、お母さん。子供の成長は色々なのでこちらだって予測出来ないんですよ。わかりますよね?」

と、言われました。

「挨拶も苦手ですし、課題も全然出来ないとなると幼稚園でやっていけるか心配ですけどね!」

なぜこんなに喧嘩口調なの?と思いましたが、きっと過去の保健師とのやりとりの記録を見て意見してきたのかな?と後で気がつきました。

すごくすごく悩んで保健センターの親子教室に通ったりした時にこの子おかしいんですか?とたしかに何度も聞きました。

そして何も言ってくれない保健師に諦めて自分からどの病院に行けばよいか尋ねました。

もし自分の子供の成長が平均じゃなかった場合、不安になるのはおかしい事なのでしょうか?

そしてまずは気がつくきっかけとなった健診をやっている場所に自分の子供は大丈夫なのかと聞くのが普通の流れじゃないでしょうか?

私はそんなにこの保健師の怒りを買うような事を言ったの?

その他にも色々と傷つく言い方をされて私のHPは0。なーんにも言い返せません。

ただただ机の上のゴミをじっと眺め、この保健師の話が終わるのを待ちました。

そして最後に「心理士面談の予約、取りますよね?」と、当たり前のように言ってきました。

予約取りますけどね!!ふんっ!

母、屍になる

気がつけば空が赤くなり、夕方になっていました。早く帰りたくて早く来たのに結局終わったのは1番最後でした。

一体私たちは何をしにここへ来たのだろう?

この検診に引っかかったからといってその先を導いてくれる訳でも無いなら何のために疑わしい子をあぶり出すのだろうか。

これからは個別に病院に行き検診を受ければこの保健センターという場所に行かなくて済むのだろうか?

そんな事を黙って考えていました。

本当なら、1番疲れたのはフユタであり疲れたね、頑張ったね!とニッコリ笑いかけてあげなければいけないのに。

私は自分のメンタルを保つのにいっぱいいっぱいで、フユタに素っ気なくしてしまったと思います。

帰り道、胸がぎゅーっとなって苦しくて車の中で泣いてしまいました。

今だったら大丈夫?とすぐにティッシュで涙を拭いてくれる優しいフユタですが、この時はよくわからないと言う顔で私を見るだけでした。

さいごに

保健師の方だって心理士と同じで専門医じゃないんだから、診断を下せないし障害を示唆することも言えないのは今なら分かります。

とても難しいですよね。でもまだ何の知識も無かったあの時の私にはわからなくて保健センターに頼るしかありませんでした。

でもそういったグレーな子供と関わる立場ならその立場なりの言い方ってもっとあるのでは?と思ってしまいます。

三歳児検診より前に保健センターに通っていた時

私はただ、最初から積極的にどの病院にかかれば良いか教えて欲しかったし、普通に子育てのアドバイスが欲しかった。

自分達には障害の有無は分からないし、その立場では無いとちゃんと言って欲しかった。

結局自分でネットで調べ、保健センターじゃなくて病院なんだと途中で気がついた訳ですが。※2歳から病院にかかっていましたが病院でもずっと様子見で何もわからない状態でした。

あの時の辛さは今でも鮮明に思い出し、あの時の外の景色や冬のにおいまで蘇ります。

今はフユタの事で何か言われてもたいして傷つかなくなりました。私、あの頃よりも強い母になったなぁ。

その後の心理士面談のお話はこちら

www.necojirou.net